2016/07/12

膝の「水」について。


こんにちは、糟屋郡粕屋町長者原東はかぜ整骨院です。

 

 

今回は、「膝の痛み」についてお話しさせていただきます。

 

当院の患者さんにも膝の痛みでお悩み患者さんが多く、急性期から慢性期の痛みまで

様々な症状の患者さんがいらっしゃいます。

 

その症状の一つとして多いのが、膝に「水」が溜まった状態です。

 

膝に水というと、悪い存在と思われがちですが決してそうではなく、潤滑油の役割と

血流の無い膝関節内部の組織を血流の代わりに修復する働きがあります。

 

本当の名前は、「滑液」といい関節近くの滑液包という部分から関節に異常が出ると分泌されています。

炎症が出た際の抗炎症作用や、組織を修復する働きがあります。

 

よく患者さんから、「水を抜いた」がすぐ溜まってしまうというふうなご話を聞きます。

これは、水自体が悪いわけではなく、関節に損傷や炎症が残って溜まっているということになります。

「水を抜く」というのは、根本的な治療ではありません。

 

しかし、溜まり過ぎると痛みや筋力低下などが起きますので、外部から滑液を抜く必要がありますが

損傷や炎症状態を修復する役割があるので、むやみに抜くことはあまり好ましくありません。

 

はかぜ整骨院では、組織の損傷度を把握して症状に応じた処置や治療・リハビリを行っています。

水が溜まった患者さんには「身体に吸収させていく」という方針の治療を行っております。

 

お悩みの方はお気軽に当院へご相談ください。

このページの先頭へ