2016/08/22
胸郭出口症候群について。
こんにちは、糟屋郡粕屋町長者原東はかぜ整骨院です。
最近、腕から手にかけてシビレ感を訴える患者さんが多くみられまので、
今回は「胸郭出口症候群」という症状についてお話させて頂きます。
原因としては首・肩周りの筋肉の硬結や骨格バランスの崩れなどがあり、
腕や手にダルさやシビレ感などの症状がでる疾患です。
また、胸郭出口症候群は4つの疾患の総称で、個々には
1.斜角筋症候群 ・・・ 首の横の筋肉が神経・血管を圧迫し、肩~腕・手に症状が出ます。
2.肋鎖症候群 ・・・ 肋骨と鎖骨の間で神経・血管を圧迫し、肩~腕・手に症状が出ます。
3.過外転症候群 ・・・ 胸の筋肉(小胸筋)が神経・血管を圧迫し、肩~腕・手に症状が出ます。
4.頚肋症候群 ・・・ 稀ですが、第7頚椎横突起が延びて神経・血管を圧迫します。
この様に胸郭出口症候群には種類があり、それぞれ治療方法が異なりますので、
4つのケースを鑑別して治療を行う必要があります。
よって目的の無い首・肩の治療、腕の治療では改善は見込めませんので、原因を特定した治療が必要です。
頭痛・肩こり・腕や手のシビレ感などの症状でお困りの方は、はかぜ整骨院にお気軽にご相談ください。