2013/11/03
肩こりと四十肩・五十肩。
こんにちは、糟屋郡粕屋町長者原はかぜ整骨院です。
今日は四十肩・五十肩の基礎知識についてお話しさせてもらいます。
肩の症状といえば、誰もがすぐ肩こりを思い浮かべ、肩こりの悪化したものが
四十肩・五十肩と連想しがちですが、実はこの二つは全く違うものです。
通常の肩こりは、首から肩にかけての筋肉が疲労している状態で、四十肩・五十肩は
肩関節の周囲の組織に炎症が起きている状態で、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれる病気です。
骨の異常など特定の原因がないものを指し、中年期に多発し、40代でなると四十肩、
50代以降でなると五十肩という俗称で呼ばれているわけです。
症状の特徴は、肩から腕にかけて強い痛みが出ることと、腕の動きが制限されることの二つ。
何らかの動作をきっかけに起きるケースが多いようで、腕を上げたり後ろにまわすことがつらくなるため、
髪をとかせない、服の脱ぎ着ができない、背中がかけないなど日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。
俗称が表しているように、この病気は加齢に伴って発症しやすく、40歳、50歳ともなれば
肩関節を支える筋肉が次第に弱く硬くなってしまい、ほかの組織ももろくなって炎症につながりやすいからです。
つまり組織の衰えが引き金となるのです。
肩関節はからだの中で最も可動範囲が広く、腕を自在に動かせるのも肩関節の働きがあればこそです。
その自由が利かなくなったら日常生活に大きな支障が出るので、できるかぎり四十肩・五十肩を予防していきたいですね。
その予防には、適度な運動を心がけて血行を促し、肩関節を支える筋肉を柔軟に保っていくことが大切です。
特に肩甲骨周りを意識して動かすようにすれば肩全体のコンディションがよくなり、肩こりの解消にもつながります。
はかぜ整骨院では肩こりの治療はもちろん、四十肩・五十肩の治療までしっかりと行っております!
肩こりがあり、四十肩・五十肩の予備軍の方にもしっかりメンテナンス法を指導させてもらいますので、
お気軽にはかぜ整骨院へご相談ください。