2013/10/27
上肢(うで)のしびれ。
こんばんは、糟屋郡粕屋町長者原はかぜ整骨院です。
激しい運動をしたり、交通事故に遭ったわけでもないのに、上肢(うで)の痺れを訴える患者さんが
多く見られますので今回は上肢の痺れの話をさせてもらいます。
その原因としてまず考えられるのは、胸郭出口症候群が考えられ、その種類は3種類あります。
前斜角筋(ぜんしゃかくきん)と中斜角筋(ちゅうしゃかくきん)という首の筋肉の間で圧迫されると斜角筋症候群、
鎖骨と第1肋骨の間で圧迫されると肋鎖(ろくさ)症候群、小胸筋を通る時に圧迫されると小胸筋症候群、
頸椎(けいつい)にある余分な肋骨で圧迫されると頸肋(けいろく)症候群といいます。
その症状は手指や腕のしびれ、熱感・冷感・脱力感で始まります。
また、車のつり革につかまる時のように肩をあげて後ろに反らす運動や、
首を反対側に傾けてさらに後ろへ反らす運動をする時に強くなります。
治療としては、筋肉を柔らかくするのはもちろんですが、姿勢、骨格の偏りも原因になっていますので、
はかぜ整骨院では日常での注意点やセルフメンテナンスも指導していきますので、ぜひご相談ください。